2022年6月10日の日記
5月25日。CさんからWさんの個展に誘われた。Cさんは手土産にお花を持って行くと言う。
Cさんにならって私もなにかお渡ししたいなと思う。個展の前日に広尾まで行く用事があったので、好きなパン屋さん(SAWAMURA)でWさんへのラスクを買った。Cさんの分として別の味のラスクも買った。
手土産を渡す時、時間と余裕があれば短い手紙を添えることが多い。なんでこれにしたのかとか、気軽に食べてもらえたら、とか書いたりする。
今回のように個展という特殊な状況だと、他にもいろんな方から差し入れをもらうかもしれなくて、これ誰からもらったんだっけ?と後でわからなくなってモヤモヤさせてしまうかもしれないから、送り主がすぐわかった方が安心かなという意味でも手紙をつけるようにしている。
手紙選びもなかなか楽しい。nandakaを立ち上げたので、自分で作ったカードと封筒にしよう。nandaka SサイズのHomeシリーズがちょうどいい大きさだ。
WさんへはPlantカードを。個展のテーマが自然に関係しているからちょっとリンクさせる感じで。Cさんにはラスクに加えて、お譲りしたい洋服もお渡しするから、Clothカードにする。
これくらい短い手紙の時は下書きはしないことの方が多い。ペンで書くから間違えないようにゆっくり書く。ミニミニサイズのシールもつけちゃお。顔文字くらいのちょっとした表情がほしい時には小さいシールが便利だ。
Wさんの前回の個展で買った小物を大事に飾っていて、その様子をチェキで撮ってプリントしてみた。これも手紙に入れよう。Sサイズの封筒はチェキ二枚がぴったり入るサイズですよ〜皆さん!
あとは封筒を閉じるだけ。手渡しの時に封筒を閉じるか閉じないか。それは封筒とセンスの合うシールがその時あるかどうかにかかっている。
Homeシリーズの封筒は何の色も混じっていない潔い真っ白。ここにキラリと光る金属質のシールがあればうまくハマるかも。クローゼットの梱包グッズBOXの中から銅箔テープを出してこよう。
貼ってみたら銅箔テープが薄いおかげで、封筒の表面のもこもこの地も拾ってくれて、うまく馴染んでいる。フィーリングに任せて、何とははっきり言えない形にハサミで切ってみたのもうまくいったかも。
こういう一人即興劇のようなところが手紙の醍醐味だ。だから手紙を書く、じゃなくて手紙を作るって表現した方がしっくりくる時もある。
nandakaではまだシールは商品化できていないのだけれど、手紙を「作りたい」人にはシールは必需品だと思うので、こういうの待ってた!と言っていただけるような素敵なシールを作ります。
ただの予定ではなく、すでに新商品の企画・制作を進めていますので、お披露目まで少々お待ちください。カード・封筒・シールの三者がお互いに必要とし合って楽しくセッションできるような、そんなレターセットにしたいと思って鋭意制作中です![H]