Timpani Postcard

新しい楽器が届いた時、ぎゅうっと抱きしめたくなるほど愛おしく感じる。楽器に限らずとも、そんな経験はありませんか。

今回はnandakaのデザイナーの実体験からティンパニをフィーチャー。管弦楽や吹奏楽のステージの一番後ろに堂々と構える楽器であり、打楽器奏者の花形ポジションです。

一年、二年と打楽器の研鑽を積み、ついにティンパニを任されることになった時の喜びといったら！そのうえ楽団の楽器を新調するタイミングが重なり、まっさらなティンパニが目の前にやってきた。言葉に余るほどの愛らしさ。そんな瞬間を絵柄にしました。

イエロー × グレープフルーツピンク
ブラウン × ミントブルー
ピンク × スイートポテトパープル

ラブリーでポップな3パターンの配色のカードが1枚ずつ、合計3枚で1セットになっています。

それぞれのイラストは2色のピクセルアート（ドット絵）で描きました。スーパーファミコン時代を彷彿とさせるレトロ感もあり、ステージクリアのファンファーレが聞こえてくるようです（もちろんティンパニも鳴っています！）。

ただのピクセルではなく、人間は人間らしく、ティンパニはティンパニらしく見えるよう、要所要所の角を少し丸めたり、水玉状にしたことで、全身から幸せな空気が放たれているような雰囲気に仕上がりました。